2016年3月28日月曜日

CentOSでRIPを使用したルーティングの設定 未遂

まだ設定に必要な要素は何か、という段を始めたばかりで、何も進んでいない。

今さら注:このblogはあくまで、ド素人の試行錯誤ネタです。確かな知識や確たる動作をご要望の方は、確かな技術をお持ちの企業さんへご依頼なさってください。


さておき、今回参考にさせていただくのは。

Miracle Linux さんから
RIPを使用したLinuxルータ構築方法
https://users.miraclelinux.com/support/?q=node/184


今回も毎度ながらのナニモワカラナイ迷子状態、ではない。ネットワーク分野であれば多少の基礎は...あるのか? > ジブン。先の資料を拝見すると quagga や zebra といったところが全くの未知。検索してみたところ、Widely Integrated Distributed Environment ドメイン の東大電子情報工学科の資料が見つかった。

ルーティングソフトウェア quagga の設定
http://www.hongo.wide.ad.jp/exp/2010w/quagga.html

RIPどころか、OSPFv3 や BGP-4 まで動くようだ。こうなるとテスト環境のWANルータが RIPv2しか喋れないのが何だが、そこはまぁ、再配も一興ということで。

尚、話は逸れるが、このblogとていつまでも誤3でばかりいるつもりはなく、いずれは先人の方々とは違う面でそれなりに他人様のお役にたつ意欲はある。実現性は未だ見通せないが。

さておき。

quagga の前に、sysctl.conf の編集がワカラナイ。sysctl.conf のマニュアルを読んでは見るもののナントナークで理解できるようなイヤしてないだろ状態。しようがないので、行き倒れ承知でやってみる。

# vi /etc/sysctl.conf

net.ipv4.ip_forward = 1

を追記して、# sysctl -p すると追記の1行が出力された。次に、

# cd /etc/quagga/

って存在しないし。そこでEPELから

# yum install quagga.x86_64

するとdependencies resolved な

lm_sensors-libs
net-snmp
net-snmp-agent-libs
net-snmp-libs

とあわせて導入された。

lm_sensors は Linux-Monitoring Sensors ということらしい。Wikipediaにもエントリがあるぐらいポピューラーなものだった。

lm_sensors - Wikipedia
https://en.wikipedia.org/wiki/Lm_sensors

また、net-snmpについては、なるほどこちらであるようで。

Net-SNMP
http://www.net-snmp.com/

Net-SNMP - Wikipedia
https://en.wikipedia.org/wiki/Net-SNMP


quagga に戻って。

/etc/quagga 以下のzebraの設定サンプル、ripdの設定サンプルをコピーせよとのことだが。前者はサンプルが無いので、デフォの本番ファイルのコピーを取っておく。そして、ripdについてはそもそもサンプルも本番も存在しないので、この手順はスキップ。

ここで、テスト機材間のarpが解決できない問題が見つかるが保留。続いて


# service zebra start
Redirecting to /bin/systemctl start zebra.service

なるほどそこに。ここではCentOS7なので、

systemctl start zebra
systemctl enable zebra

を実施しておく。次に、当該テストPCでルーティングをするにあたり、2つのネットワークに接続しなくてはならないわけだが、まだ1つしかつないでいないので追加。

で、新たにつないだ方のネットワークへ、管理PCからアクセス...ここで、


 管理PCでスタティックルート切ってませんでした

  &


 テストPCでも管理PCの同様に切ってませんでした。

  &

 そもそもテストPCでrouteコマンド使えませんでした


いろいろボロが。まず、CentOS7でのコマンドの変更についてこちら様。

めもめも RHEL7/CentOS7でipコマンドをマスター
http://enakai00.hatenablog.com/entry/20140712/1405139841

従来 route add だった作業はたとえば

ip r add 172.16.1.0/24 via 172.16.2.254

このように。これでpersistenceかどうかは後回し。一方、管理PC側は Windows であるので


route add 172.16.2.0/24 via 172.16.1.254 -p


で、ここまでやってまだpingが通らないので何や!と思えば Windowsファイアウォール。パブリックでないICMPは全部開けておいたつもりだったが、何のことはない、Widnwosによってパブリック扱いになっていた。しようがないので、パブリック向けもICMPは全部開けて終了。


ここまでドタバタしてようやく

# vthsh

ホスト名# なプロンプトで、ルータちっくに動作する。show run などそのままだ。ただ、当該機器が実際に使用しているIPアドレス類は zebra には反映されていない。というより、あるいはこれは仮想ルータなのか? そこからわかっとらんやん自分。


具体的な設定については、次回。。





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