2016年3月2日水曜日

Samba周りの設定...と言うよりスキル不足の認識続き

----経緯---

・Samba ADを立てた
・Windows7向けのリモートサーバ管理ツールでユーザとグループを設定した
・Windows7で複数のアカウントからログインできることを確認した


・Samba ファイルサーバについてADと認証連携を組んだ
 (厳密にはwinbindを先に導入してからファイル共有を設定した)
・CentOSへADアカウントでログインできることを確認した
・ゲスト共有フォルダを設定して読み書きを確認した
・ADのアカウント毎のホームディレクトリが自動生成され読み書きできることを確認した

あとはADのグループ毎の共有設定と確認。それから、テストではfirewalld、iptables、SELinuxを外しているのでこれを適宜あてていったん終了...のハズだったのだが。

ここで、ひとつ問題が発生(直前のエントリ)。

 Windowsドメインに参加しているPCにおいて、
 Microsoftの仕様によりドメインユーザがアクセスできないため、
 Microsoft推奨の対策に従ってコンピュータを
 ドメインからいったん外し(WORKGROUPへ)たところ、

従来のドメインユーザのプロファイルやファイルサーバのアクセス権が正常に動作しなくなった、ということなのだが。従来のアカウントではグループ毎の共有設定がままならないので、テストアカウントとグループを作り直さねばならない。

dango(団子) ドメインローカルセキュリティグループ
ユーザmitarashi(みたらし) パスワードHitokushiha-4ko(ひと串は4個)
同様に kurian(栗餡) iroha-Kuchinashi(色は梔子)

arare(霰) ドメインローカルセキュリティグループ
hinaarare(雛あられ) (ookiinodake-Tabetai)大きいのだけ食べたい

smb.confを編集して、mkdir /home/dango、chmod 770 /home/dango。

で。

まず、mitarashiでログインしdangoへアクセスしてみたがアクセス拒否、ネットワークパスワードの入力を求められた。これ以前に、mitarashiのホームディレクトリが

 \\FS01\mitarashiにアクセスできません

という状況。wbinfo -u では、先のアカウントはすべて問題無いように見える。ホームディレクトリへのアクセス時のエラーは、

 NT Status: STATUS_NOT_FOUND (0x0000225)

で、「オブジェクトが見つかりませんでした。」な類の意味であるようだ。(参照:http://accelart.jp/blog/NTSTATUSErrMsgJa.html)

これがもしもdangoに発生しているならばsmb.confで手動設定しているので作業ミスの可能性は非常に高いのだが、ADと認証連携で自動的に生成されるアカウント毎のホームディレクトリで!? しかも、Windowsの「ネットワーク(コンピュータ)」でGUIにブラウザブルなフォルダ。一方でguest ok な共有は読み書き可能であるので、ADとの認証連携の一部の問題か。


全く的外れかもしれないが、Windowsクライアントを、問題発生前のシステムイメージで復元してみる。

ところが、クライアント側の問題とは全く別に、ファイルサーバ側でそもそも、新しいいくつかのアカウントのホームディレクトリが存在しないことに気付いた。Windowsクライアントからは、ファイルサーバの中にあたかも存在するように見えているにも関わらず。

ディレクトリツリー上は存在するが、実体が無い!??


さて、これはどうしたものか。



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